日野自動車は7月11日、小型バス『ポンチョ』の変速機ECUに不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。対象となるのは2006年12月18日~2016年11月14日に製作された1051台。
自動変速機のフェールセーフ制御プログラムが不適切なため、車速センサが異常となった場合にフェールセーフが作動せず、走行中に急に低速段へ変速することがある。そのため、最悪の場合、走行中に急減速するおそれがある。
改善措置として、全車両、自動変速機ECUを対策品に交換する。
不具合は2件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発覚した。